Altキーを使ったExcel疑似ショートカットまとめ
業務でExcelなどのOffice製品を使い、よく資料作成をします。 資料を素早く作成するためにはショートカットキーを使いこなすことが不可欠です。 しかし、ショートカットキーを覚えていくと、 よく使う操作なのにショートカットキーが用意されていない操作がある、と思うようになってきます。
そのような操作は、Altキーを押した後、キーを順番に入力していくことで 手をキーボードとマウスを行き来することなく、 実質的にショートカットキーのように扱えることができます。
資料を操作しながらの打合せでこのようなキーを使うと、お客様に褒められたりもします。
この記事では私が暗記している疑似ショートカットをまとめてみました。
OSはWin7、Excelのバージョン2010を対象としていますが、大体のバージョンで共通です。
フォントを変える Alt,H,F,F
- 使用頻度:★★★☆☆
Alt,H,F,F
の後、↑↓
キーで選択するより、直接フォント名をキー入力したほうが早いと思います。 私はたいてい「メイリオ」に変更することが多いので、 直接「メイリオ」とキー入力しています。
フォントサイズを変える Alt,H,F,S
- 使用頻度:★★☆☆☆
- 「フォントを変える」と同じで、直接フォントサイズの数字をキー入力しています。
フォント色を変える Alt,H,F,C
- 使用頻度:★★★★★
- 「フォントを変える」と同じで、直接フォントサイズの数字をキー入力しています。
セルに背景色をつける Alt,H,H
- 使用頻度:★★★★★
- ほかのセルも同じ色をつけたい時は、1つ色をつけたあと、くり返しのショートカットキーである
F4
キーを使うと早いです。
背景色を「塗りつぶしなし」にする Alt,H,H,N
- 使用頻度:★★★★★
- よく使います。
罫線で格子を選択 Alt,H,B,A
- 使用頻度:★★★★★
- よく使います。太枠などを使うと操作が煩雑になるので、社内資料は細枠だけしか使わないようにしています、
罫線を消す Alt,H,B,N
- 使用頻度:★☆☆☆☆
- この操作自体はよく使うのですが、ショートカットキー
Ctrl + Shift + _
で同様の操作が可能なことに気付き、あまり使わなくなりました。
列の幅の自動調整 Alt,H,O,I
- 使用頻度:★★★★☆
行の高さの自動調整 Alt,H,O,A
- 使用頻度:★★★☆☆
中央揃え Alt,H,A,C
- 使用頻度:★★★☆☆
左揃え Alt,H,A,L
- 使用頻度:★☆☆☆☆
- あまり使いませんが、いっしょに覚えてしまいましょう。
右揃え Alt,H,A,R
- 使用頻度:★☆☆☆☆
- あまり使いませんが、いっしょに覚えてしまいましょう。
ウィンドウ最大化 Alt,Space,X
- 使用頻度:★★★★★
- Excelに限らず、あらゆるアプリで使えます。Win8以降から
Winキー + ↑
で最大化できるようになりましたが、私はWin7を使ったりWin10を使ったりしてわからなくなるので、Altキーの方を使ってます。
共有サーバに置いてあるファイルの編集を有効にする Alt,F,Tab,Tab,Enter
- 使用頻度:★☆☆☆☆
- Excelだと
F2
で編集しようしたときに出てくるダイアログでOKを押すほうが早いです。PowerPointやWordでたまに使います。
オブジェクトの中の文字の取り消し線 Ctrl + Shift + F , K
- 使用頻度:★★☆☆☆
- セルに取り消し線をつける時はショートカットキー
Ctrl + 5
が早いです。 オブジェクトの中の文字に取り消し線をつける時に使います。 PowerPointの資料を編集しながら行う打合せで使うことがあります。
以上となります。
これらの操作はAlt
を押した段階でヒントがでるので、覚えやすいです。
よくITコンサルタントの方の本にも書いてありますが、
マウスとキーボードの行き来の時間がもったいない
という意識が大事です。
まずはゆっくりでもいいので、キーボードだけで操作しようとすると、すぐに覚えることができます。